ポイントサイトの安全性を考えたときに重要なのが、運営する会社がちゃんとした会社なのか、利益を出しているのかといった、企業の安全性や安定性です。

運営会社の信用度を測るものとして分かりやすいのが、上場企業なのか非上場企業なのかという点があります。やはり上場企業の方が社会的信用度が高く安心できますが、非上場企業が運営するポイントサイトが危険なのかというと、決してそんなことはありません。

ここでは、上場企業と非上場企業の違いと、運営会社の業績などからポイントサイトの安全性を比較してみたいと思います。

上場企業と非上場企業の違い

上場企業と非上場企業の違いについて、ここでは簡単に紹介します。

上場企業とは

上場企業とは、その企業が発行する株式を株式市場(証券取引所)で売買が可能な企業のことです。

証券取引所に株式を公開することを上場するといい、そのために特別な審査を得る必要があります。上場企業は、この特別な審査をクリアしているので、社会的信用度が高い企業ということになります。上場したあとでも審査基準を満たさないと上場廃止されます。

上場する証券取引所にも種類があり、各証券取引所内にも複数の株式市場が存在します。日本には4つの取引所(東京・札幌・名古屋・福岡)が存在しますが、最も規模が大きく有名な東京証券取引所の主要4市場について紹介します。

株式市場概要
東証一部事業継続:3年以上
時価総額:250億円以上
純資産:10億円以上
利益:2年間で5億円以上or時価総額500億円以上
東証二部事業継続:3年以上
時価総額:20億円以上
純資産:10億円以上
利益:2年間で5億円以上or時価総額500億円以上
マザーズ事業継続:1年以上
時価総額:10億円以上
純資産:不問
利益:不問
JASDAQ(スタンダード)事業継続:不問
時価総額:不問
純資産:2億円以上
利益:1年間で1億円以上 or 時価総額50億円以上
JASDAQ(グロース)事業継続:不問
時価総額:不問
純資産:正の数
利益:不問

最も審査基準が厳しいのが、東証一部で有名大企業が名を連ねます。マザーズとJASDAQは新興企業・ベンチャー企業など今後の成長が見込める企業向けの市場となります。マザーズは、利益と純資産の額に規定がないため、設立間もない企業や赤字企業でも上場が可能、実績よりも将来性を重視するより新興企業向けの市場です。

非上場企業とは

非上場企業とは、反対に株式を上場していない企業のことです。

上場企業のデメリットとして、財務状況の公開や社内コンプライアンスの維持が大変であったり、株主の意向に経営が左右されやすい、買収される恐れがある、といったことがあげられます。非上場企業はこれらのしがらみがないため、ベンチャー企業や社外の意向に左右されたくない会社などは上場しない企業が多くなります。

有名企業では、「サントリー」はチャレンジ精神を大切にする社風から非上場を貫いています。大手ゼネコンでは売上高が1兆円を越える「竹中工務店」も非上場です。また、小学舘や朝日新聞社など出版社には非上場企業が多いです。これは独立性を保つためと言われています。

ちなみに、日本国内の99%の企業は非上場企業です。大企業に比べ中小企業の数がとても多いため、このような割合となると想定されます。

ポイントサイトの運営会社を比較

ポイントサイトの運営会社が上場企業か非上場企業なのか、また、運営会社の業績について比較してみます。

上場企業と非上場企業

各ポイントサイトの運営会社情報として、公式ホームページに掲載されている情報として、企業理念(キャッチコピーみたいなもの)と資本金、従業員数を比較してみます。

ポイントサイト運営会社
pointtown001
ポイントタウン
GMOメディア株式会社
東証マザーズ上場

理念:「For your Smile, with Internet. 」
資本金:7億円
従業員数:114人
ハピタス
ハピタス
株式会社オズビジョン
非上場

理念:「人の幸せに貢献し、自己実現する集団で在る」
資本金:3,000万円
従業員数:80人
モッピー
モッピー
株式会社セレス
東証一部上場

理念:「インターネットマーケティングを通じて豊かな世界を実現する」
資本金:18億円
従業員数:321人
colleee(コリー)
colleee
(コリー)
株式会社ファンコミュニケーションズ
東証一部上場

理念:「プロシューマー・ハピネス」
資本金:11億円
従業員数:496人
GetMoney(げっとま)の詳細レビュー
GetMoney
(げっとま)
インフォニア株式会社
非上場

理念:「仕事は行動から!まずはやってみる!」
資本金:1億円
従業員数:45人
ポイントインカム
ポイントインカム
ファイブゲート株式会社
非上場

理念:「Look Global. Think Global. Act Global.」
資本金:4,400万円
従業員数:70人
gendama002
げん玉
株式会社リアル X
非上場

理念:「多様な稼ぎ方を提供し、人生を豊かにする」
資本金:5,000万円
従業員数:不明
ポイぷる
ポイぷる
株式会社EQUALITY
非上場

理念:「インターネット・ウェブに関するあらゆるサービスを、すべてのお客様に平等(EQUALITY)に、良質なクオリティ(E-QUALITY)でご提供いたします。」
資本金:100万円
従業員数:不明

運営会社が上場しているポイントサイトは、ポイントタウン、モッピー、コリーの3サイトです。上場している企業の方が会社規模が大きく資本金、従業員数が多い傾向にあります。

ただ、資本金の多い少ないはポイントサイト以外の事業内容や規模によって異なるので、多いから良い少ないからダメということではありません。

運営会社の業績

次に、運営会社の最近の業績を比較してみました。非上場企業は財務状況を公開していないので、公開している上場企業のみの比較となります。

ポイントサイト運営会社
pointtown001
ポイントタウン
GMOメディア株式会社

【2017年】
売上高:43億円
純利益:2.5億円
【2018年】
売上高:45億円
純利益:2億円
【2019年】
売上高:41億円
純利益:△0.6億円
ハピタス
ハピタス
株式会社オズビジョン

情報なし
モッピー
モッピー
株式会社セレス

【2017年】
売上高:54億円
純利益:6.5億円
【2018年】
売上高:107億円
純利益:3.8億円
【2019年】
売上高:165億円
純利益:0.7億円
colleee(コリー)
colleee
(コリー)
株式会社ファンコミュニケーションズ

【2017年】
売上高:391億円
純利益:42億円
【2018年】
売上高:353億円
純利益:25億円
【2019年】
売上高:342億円
純利益:24億円
GetMoney(げっとま)の詳細レビュー
GetMoney
(げっとま)
インフォニア株式会社

情報なし
ポイントインカム
ポイントインカム
ファイブゲート株式会社

情報なし
gendama002
げん玉
株式会社リアル X

情報なし
ポイぷる
ポイぷる
株式会社EQUALITY

情報なし

売上、純利益ともに最も多いのは、コリーを運営する「株式会社ファンコミュニケーションズ」です。桁が1つ違います。これは、ファンコミュニケーションズがアフィリエイトサービス国内最大手の「A8.net」も運営しており、A8.netの売上が大半を占めているためと思われます。会社の公式ホームページでも主たる事業は「A8.net」で「コリー」はその他事業の1つという位置付けです。

次に売上が多いのが、モッピーを運営する「株式会社セレス」です。右肩上がりで成長を続けており、2018年には売上が100億円を越えています。株式会社セレスは、ポイントサイトのモッピーの運営が主たる事業となる会社であることを考えると、ポイントサイトの運営では最も成功している会社ではないでしょうか。

ポイントタウンを運営する「GMOメディア株式会社」ですが、売上は横ばいですが2019年に赤字に転落しているのが気になります。GMOグループ傘下の会社であり、グループ企業としてはポイントサイトの中で最大規模を誇る企業ですが、今後の同行に注意が必要です。

げん玉を運営する「株式会社リアルX」ですが、もともとは上場企業であるリアルワールド株式会社が運営していましたが、運営会社をリアルXという会社に子会社化し、2020年にサイブリッジグループ株式会社に事業譲渡されました。もともと赤字が続いていたという話もあり、厳しい運営状況となっている可能性があります。

非上場企業は危険なのか

非上場企業は、業績などの財務状況が公開されないので危険なのかというと、決してそんなことはありません。

ここで紹介しているポイントサイトの運営会社は、どこも優良企業で、公式ホームページ確認しても、企業の事業内容や目指す方針が明確に示されています。

中でも注目したいのが、ハピタスを運営する「株式会社オズビジョン」です。最も内容が充実して、分かりやすかったです。

創業から13期連続で成長を続けており、ハピタス内での流通総額は1,000億円と業界最高水準。今後は1,000万人が利用する購買プラットフォームを目指すという会社の方針も明確に示されており、企業の取り組み内容や社長の考え方が一番伝わってくる運営会社でした。

出典:株式会社オズビジョン

サービスの紹介や社員の働き方がブログ形式で掲載されており、活気に溢れた風通しの良さそうな企業に感じます。

まとめ

ポイントサイト業界でも競争は激しく、モバトクやお財布.comのモッピーへの統合やポトラの閉鎖など、淘汰されてきています。

そんな中でも、成長を続けるポイントサイトも多くあり、その見極めが重要です。特に、ここで紹介しているモッピーやハピタス、ポイントタウンは運営会社も成長を続けており、今後更に発展が見込めそうなポイントサイトです。